どうも,ヌルナンです.
いきなりですが質問です.
皆さん海外旅行は好きですか?
多分,多くの方が好きと思います.今はコロナで気軽に行けませんが海外旅行は楽しいですよね.
じゃあ,こちらはどうでしょう.
海外で一人ぼっちで高熱で死にかけたことありますか?
あんまりいないと思います.
今日は,僕がシンガポールで高熱で日本へ帰れなくなった話をします.
海外で高熱を出したときにどう対処すべきか実体験を元に話します.
今は冷静に書いていますが当時はそれどころじゃなかったですよ.マジで.
マリーナベイサンズに行きたかっただけ
昨年の1月にシンガポールへ行きました.
当然一人で行きました.海外に一人で行くのは楽しいですよね.日本ではストレスが溜まりますが海外に行くとストレスから解放されます.
僕自身,シンガポールは2回目だったので大まかな場所は覚えていました.今回もいろんな観光地回ってきましたよ.
でも以前から変わった有名な観光地があるんです.
マリーナベイサンズです.
ビルの上に船が乗っかってるホテルです.よく見る写真とは逆の方向から写真を撮ったので不思議な角度ですけどね笑
ちょっと,マリーナベイサンズの写真を何枚か載せますね.
あの船の部分が展望台とプールになってます.
プールは宿泊者専用なので展望台に上がるんですが,展望台へはお金を支払う必要があるんですよね.
富裕と一般の差が出てますね笑
せっかくきたので,しばらくゆっくりしてました.風が吹くたび揺れるので怖かったですよ.
「ホテルの入り口はこっちだよ」っておばちゃんが言うから見にきたけど高級車多かったです.
ただ駐車の仕方が雑で気に入らないですね.
まあこんな感じで楽しんでいたんですが,この数時間後に僕は高熱に襲われたんです.
降りる駅を間違えた
マリーナベイサンズへ電車で向かうんですが,降りる駅を間違えてしまいました..
どうも一駅前でみんな降りるから誰も乗ってないと思ったんですよね.
いや,流石にこの時点で乗り間違えに気がつくべきでしたが,
頭の中ではマリーナベイサンズでくつろぐ自分の姿しかなかったので,この凄まじく人がいない電車に違和感全く覚えなかったったんですよ.
シンガポールは赤道直下なので,超高温な気候で有名ですよね.
僕が訪れた時も30度は余裕で超えてました.
歩いて行ってみよう
僕が間違えて降りた駅から見たマリーナベイサンズはこんな感じ.
思っていたマリーナベイとちょっと景色が違うし,
誰もいないけど向こうを見るとマリーナベイまで思ったより近い.
よし!歩いて行こう!
これが大きな間違いでしたね...
歩けば10分ぐらいで着くだろうと思ってました.
マリーナベイはデカかった
歩けど歩けど,まったくマリーナベイサンズまで辿り着かない.
この時,僕の手元には飲み物なしです.
周りは工事現場で人にも出会わない.
気温30度超えです.
「あ,これやばいかも...」
結果1時間歩きました.
フラフラです.でも海外で一人で倒れるわけにもいかないし,日本みたいに誰かが助けてくれるとは限りません.
なんとかマリーナベイサンズについたもののしばらく休みました.喉が乾いても自販機がない国はキツいですね.
訳のわからないフルーツドリンクとスプライト買いました.
38度台の発熱
そりゃそうですよね.
マリーナベイの観光もそこそこに速攻でホテル帰りました.本当は別のところに行く予定でしたが,全てキャンセルです.
帰ってくるとすごく体調が悪くなり発熱の感じがありました.
ホテルのフロントで体温計を持ってきてもらうようにお願いしました.
わざわざ部屋まで来てくれましたが,非接触の体温計で測ってもらいました.
「38.7度!?」
ホテルのインドネシア人ぽい人もびっくりです.
僕もびっくりです.
しばらく見つめ合ったホテルマンと発熱マン
とりあえず寝るように指示されたのと,この時シンガポールではデング熱とインフルエンザが流行していたので隔離状態になりました.
海外で,一人隔離はかなり心細いです.
病院へ
とりあえず,病院へ行く許可はもらえたのでフラフラ状態で病院へ行くのですが,
海外の病院なんて行ったことないですし,診察も受けたことありません.
僕は病院勤務してますが,さすがに海外でのルールは分かりません.
保険証も持ってません.
お金もそんなに持ってません.
熱はありますけど.
とりあえず,病院を探しました.
旅行保険
僕からのオススメです.
旅行保険には必ず入っておきましょう.クレジットカード付帯では心細いです.
僕は旅行保険に入っていました.
おかげで,提携病院であれば無料で診察が受けられます.
しかも,日本語が対応可能な病院が選べます.旅行保険にもよると思いますが,こんな冊子もらえます.
SIMフリースマホ持ってました
海外に一人で行くと言うことで,SIMフリーのスマホを持っていたんですよね.現地のSIMカードを調達して,現地人と同じようにスマホを使ってました.
日本にいる家族や彼女との連絡.
観光情報や地図もGoogle mapを見ながら.でも駅を間違えてしまったんですよ笑なので,IP電話を使って病院へ連絡してどうにか診察予約ができました.
病院では,保険証券さえあれば支払いはなしで大丈夫です.本当に旅行保険入っててよかったです.
やっぱりSIMフリーのスマホは持っておくべきですね.海外で音信不通になるのは怖いですし,何より普通にネットが使えるのは便利ですよ.
お薬もらって出国まで待機【大使館を調べる】
でも診察は現地のドクターだったのでやり取りは英語ですが,一応インフルエンザの検査もしてもらいました.
結果は電話で報告を受けるんですが,それまでホテルで隔離です.
もしデング熱なら入院です.
とりあえず,家族に連絡と大使館の電話番号調べましたよ笑
もし発熱が下がらなければ,空港の検疫で引っかかりますからね..出国できません.
日本では見たことがない巨大な錠剤をもらって安静です.
ただの【熱中症】
結果,熱中症でした.
すんごい効きそうな冷えピタも買って休みました.
一応,「Hisamitsu」って書いてますね.多分,安心です.
無事に帰国前日に熱は下がりかろうじて帰れました.最高のシンガポールとなりましたよ.
僕を救ったもの
今回のことを教訓に僕は海外で必ずすることを以下に書き留めておきます.
- 旅行保険には入っておく
- SIMフリースマホは持っていく
以上ですね.
これだけあれば,海外で困った時も安心です.僕がキャリアスマホではなく,SIMフリースマホをオススメする理由が分かってもらえたとおもいます.
以上です.