昨年までの株価上昇はどこへいったのか...
単純に昨年は,米国株が好景気なだけで,世界情勢を盛り込んで通常の株価に戻りつつあるなら,
今年初めにポートフォリオを全て組み直して正解だったかもしれない.うん,多分.
自分の覚書としてポートフォリオを記載しておく.
資産状況
自分の資産を再度確認すると,
- 国債積立 60%
- 現金 30%
- 投資 10%
でした.全然投資にお金を回していないという.
国債の積立は,職場の給料天引きで行っていたので8年ほど経過.半年複利の効果で利子も銀行預金より遥かにいいパフォーマンスを示している.これはこれで継続していく予定.むしろ今より増額して月々積み立てていく予定.
職業柄,給与は少ないが安定した給与の供給が得られる.
ただ爆発的な給与の上昇は望めない.投資をするしかない.
2022年3月現在のポートフォリオ
今は,米国株100%で投資中.
理由として,これまで何十年も右肩上がりである点と,世界最強の軍事力.ドルの信頼感.
日本のような国からは,おそらくGoogleやAppleのような企業は今後生まれないと感じる.自分が博士号を取得し研究者という知見から感じることだが,新たなアイデアや技術を生産するにはあまりにも環境が悪い.
自分も早く海外に身を置きたいと日々感じる.
米国株への投資を通して米国企業と日本企業の株主や顧客に対する考えの違いを知れてそれはそれで良かった.
具体的な銘柄
今年からインデックス投信を解約し,
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【投資】投資始めて半年経過後【インデックス投信売却】
投資を始めて約半年が経過しました. もう少し早くから投資をしておけば良かったと後悔.とりあえず,半年経過後の投資資産と今後の運用について,心境に変化と合わせて記事にする. インデックス投 ...
ETFと個別銘柄を組み合わせて運用を行うこととした.配当金を得られるようにし,総資産の最大化とともにキャッシュのフローも得たいという欲張りポートフォリオ.
ETF
- VYM
- VIG
- SPYD
- PFFD
個別銘柄
- ABBV
- VZ
- KO
- SO
- TU
- T
- BEN
- BP
おのずと高配当ETFと銘柄が並んでいるなと感じる.うまくセクター分けを行えているかは不明だが,みんなが持っているような銘柄のみで構成したつもり.
今のところ株価が乱高下する中でもプラスの結果が得られている.あまり景気に左右されない高配当銘柄がうまく働いてくれているのだと感じる.
ETFはインデックスに連動するので,マイナスの部分もあるが長期投資と配当金で良い結果に期待したい.
定期積立はしない
ドルコスト平均法で積み立てると良いとよく聞くが,おそらく細かな株価の上下に対して
マクロな視点では右肩上がりの成長をする銘柄に対しては有効なのだと思う.
昨年までのように毎週のようにダウが最高値を更新するようなタイミングでは「ドルコスト平均法」が力を発揮すると思う.
ただ,今のように長期的に情勢が不安定な時は,自分で購入するタイミングを調整したい.
基本的に「安い時に買って,高い時に売る」というスタイルは基本だと思うが,どこが底値でどこが高値の予測は無理.
なので僕は,とりあえず購入予定の銘柄に対し,投資予定の現金100%を最初どのタイミングでも良いので10%だけ投資.
次にその銘柄の平均取得単価をどんどん下げるように投資していく.
平均取得単価 = 取得価額 ÷ 保有株数
なので,例えば手数料等を無視し,欲しい銘柄を20株分購入するとする.
- 株価100ドルの銘柄を5株購入すると平均取得単価は20ドル
- 株価95ドルの銘柄を10株購入すると平均取得単価は9.5ドル
- 株価105ドルの銘柄を5株購入すると平均取得単価は21ドル
これらを三回で約定したとすると,
3回分の平均取得単価は (20 + 9.5 + 21) / 20 = 2.525ドル
もし,ドルコスト平均法で最も株価が低い株価95ドルのタイミングで20株購入したとしたら
95 / 20 = 4.75ドル
ドルコスト平均法よりも50%以上低く平均取得単価で購入できたことになる.
この銘柄が,少しでも株価が上がった場合には平均取得単価を下げる方法の方が,良いパフォーマンスが得られる.
もしかしたらこういう投資法があるのかも知れない.多分あるのだろう.
とりあえずはこの方法で,今のところいい結果が得られているので継続してみようと思う.