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【スマホ】iPhoneからAndroidユーザーになって分かったこと

3年ほど使用して愛着のあったiPhone 7からAndroid OSのOPPO A5 2020に乗り換えた.スマホからタブレット,パソコンに至るまでApple製品が大好きだが思い切って新しいiPhoneにはせずAndroidにした.

乗り換えた機種については以前の記事で,

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家ではスマホを触らず,iPadをずっと触っている.iPhoneだとiPadと同じAppleIDを使用していれば,端末間の情報を即座に共有してくれる.iPhoneを置いてiPadを触っても,iPhoneでの作業を引き継ぐことができる.それなのにiPhoneを卒業しAndroidを持ち始めた.

今日はiPhoneとAndroidを使用して気付いたことや分かったことを記載する.

Androidのいいところ

iPhoneとAndroidそれぞれにいいところはたくさんある.Android派とかiPhone派って硬派な人はデメリットもメリットの一つとして捉えがちだが,冷静に考えるとやっぱりメリットがある方がいい.

カスタマイズ性

やっぱりネットでも言われているようにiPhoneにはないカスタマイズ性.iPhoneとは異なり,Androidはある程度ユーザーが自分好みの設定や処理方法を選択できる.

ただし,このカスタマイズ性はスマホの製品メーカーと使用するアプリによって大きく異なる.Androidができるできないでは無く,スマホの機能とアプリができるかできないかに寄る所が大きい.

自分のスマホのOPPOは「Color OS」っていうAndroidをベースにOPPOが作成したOSを搭載している.Color OSの機能なのかOPPOの機能なのかがわからない所が多いが自分なりにカスタマイズできるのは結構楽しい.

Androidユーザーにとっては今さら?的な要素だが長いことAndroidに触れてなかったし,iPhoneユーザー歴が長かった自分にとっては新鮮だった機能例を挙げる.

音量ボタンを押せば,「着信音」,「メディアの再生音」,「アラーム音」の全てを個々に調整できる.iPhoneも可能だが音量ボタン一回で全ての音量調節はできない.

プルダウンの通知バーを深く下ろすといろんな機能を持ったショートカットボタンが用意されている.機能も量もiPhoneの比じゃない.しかも使いたいと思う機能が陳列されている.

そもそものホーム画面さえカスタマイズ可能.iPhone 7のような物理ボタンがないためホーム画面に戻る動作をユーザーが決められる.しかもアプリの並べる個数も変えられる.自分の手のサイズやスマホの持ち方によってアイコンサイズや,配置が自由に変えられる.

iPhoneならアプリの配置は「左上から順に」が基本だが,Androidならアプリを一つ飛ばしに配置したり,縦一列に配置なんかもできる

iOS14からようやくiPhoneでも使用可能になった「ウィジェット」.Androidはだいぶ昔から使用できていた.カスタマイズ性も豊富でこれのカスタマイズに2時間ぐらいかけてしまった.結果ホーム画面上で欲しい情報は時計のなで時刻のウィジェットしか配置していない.

後は,画面を分割して別々のアプリケーションが使用できる.ここのアプリは小さい画面で見る必要があるが最適化されている.iPadでいうところの「Slide Over」みたいな機能だ.

結局,今のiPhoneやiPadはAndroidに近くなっている.ここのアプリや機能がAndroidよりもさらに最適化され使いやすくなっているぐらいで,機能はAndroidの方が先に出ている.

個人的には,今日OPPOのColor OSがアップデートされダークモードが使えるようになったのが嬉しい.

サードパーティ製のアプリの使用

これは,良いところか悪いところか人によって変わるだろうが,iPhoneは基本的に純正アプリしか使えない.iOS14からデフォルトのブラウザを「Safari」から変更できるようになったみたいだが,やっぱり基本は純正アプリの方が安定している.

iOSは一貫性や統一性があるが柔軟性が高くない特徴を持つ.UNIXの言葉「一つのことをうまくやる」を表しているような気がする.

Androidはブラウザやメーラー,キーボード,フォント,通話アプリなどを別のアプリに変更できる.動作の安定性は使用してみてから分かるってところがあるが,変えられるってのは魅力的.

自分が好きなアプリを使えば他の人との差別化もはかれるし,ちょっとかっこいい.

自分はできるだけGoogle純正アプリを使用している.安定しているし,同一のGoogleアカウントで紐付けられるの色々と便利.

スマホ本体の価格の安さ

自分が使用している「OPPO A5 2020」なんてAmazonで2万円を切っている.

この価格でiPhoneを手に入れるのは,中古でないと難しい.iPhoneは高い割に毎年新製品が出ている.iOSのアップデートも古い機種だとされなくなってしまう.今のiPhoneを支えている魅力的なものは自分はあんまり見出せない.

だから,スマホは短いスパンで買い換えるAndroidを使用し,タブレットやパソコンはアップル製品を使用していこうと思う.

Androidの悪いとこ

iPhoneからの乗り換えで,悪くなったとこををあげる.現状そんなに沢山ないが気になる点を記載する.

APN設定が面倒

格安SIMを使う時には「APN設定」をしなければならないことが多い.キャリアが販売しているスマホ端末なら設定してくれていたりするが,自前のスマホに格安SIMを入れる時にはAPNの設定をしなければスマホが使えない.

特にSIMロック解除をしたスマホの場合はAPN設定は必須で,格安SIMのSIMカードによってその設定方法が異なる.APNは自分が契約した携帯会社のAPNを経由してスマホをインターネットに接続する.

自分はこの設定を特に苦に思わないが,スマホが苦手な方や年配の方はこの設定で戸惑ってしまう.iPhoneは概ね自動でやってくれるし,非常にわかりやすいが,Androidは自由度が高く逆に設定項目が多くてわかりにくい.

しかも調べようにも端末が違えば設定方法も異なるので,同じiPhoneでの検索結果に比べれば解決策は少なくなる.

Appleのアプリが使えない

まあ当然でしょう.

研究をしたいときにサーバーへのログインにはSSHアプリを使用しているが,これを自分はAppleのアプリストアから購入したがAndroidには使えない.せっかく購入したのに.

アプリは全体的にiPhone向けの方がいい感じだ.サクサク動くし画面サイズにも最適化されている.Androidだとアプリの画面占有サイズやアプリの発色も端末によって異なる.

できるだけGoogleアプリでまかなえるようにしていく予定.ここのアプリに関しては別記事で記載していきたい.

キーチェーンが使えない

iPhoneにはパスワードやアカウント情報を「キーチェーン」機能で簡単かつ安全に保存され,ログインや情報入力の際にもストレスなくアクセスできる.

AmazonやTwitterなどのログイン時にユーザIDとパスワードをいちいち入力するのは面倒だし,パスワードの使い回しはよくない.自分はアカウントごとのパスワードが60個ぐらいあるので覚えられない.

複雑でランダムなパスワードもキーチェーンは生成してくれるのでありがたい.

Androidにもこういう機能があるものと期待をしていたが,純正ではなさそうで「Google パスワード」でうまくパスワードを保存できるようだが,入力したいときに出てきてくれない時がある.

有料のアプリもあるが,今まで無料で使えていたのに...と思うと躊躇してしまうが.

今は,「1Password」の購入を検討している.キーチェーンがあるにもかかわらずAppleの社員に使用させているアプリなのでちょっと気になった.

セキュリティの面ではiPhoneに軍配が上がりそうだ.

まとめ

iPhoneユーザーがAndroidユーザーになって良かった点,悪かった点を挙げてみた.カメラが綺麗とかサクサク動くとかはスマホの性能によるものなのでiPhoneとAndroidの比較にならない.それ以外の点で気になったところを挙げてみた.

どっちが良いとは言えないが,自分はスマホはAndroidをオススメする.どうしてもiPhoneが持ちたいなら中古を購入するか自分は「iPod touch」で代用できるのではと考える.

全ての人が高級なiPhoneが購入できるわけでもないし,かといって古いスマホを持つのは精神衛生上よくない.だから,安いAndroidを短いスパンで買い換える方がいい.

では,iPhoneをオススメするのはどんな人か?

自分は年配の方こそiPhoneを持つべきだと考える.iPhoneの圧倒的な使いやすさと安定性.同じiPhone同士なら多少の製品の世代差があってもそこまで大きな仕様変更はないので教え合える.

まあ一番は毎年iPhoneが買えるのがベストだが.

  • B!