iOS14のアップデートが配信された.使う機能が少しAndroidよりになったような気がして少し残念だが,使いやすくなったことは間違いない.
昨日は楽天モバイルから「OPPO A5 2020」が届いたが,先にiOS14のアップデートと設定を行った.自分のiPhoneは,iPhone 7だがまだアップデートの対象で使えるのでアップデートをしたが,そのうちこのiPhone 7もメルカリで出品予定なので今のうちに新機能で遊んでおく.
今日はアップデートの中でも特にiOS14から使えるようになった「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能を「YouTube」で使う方法をまとめる.
ピクチャ・イン・ピクチャ
上の画像にように,再生中の動画なんかを小さな小窓で再生しながら他のアプリが使用できると言うもの.MacBookやiPadではもともとできたような気がするが,iPhoneではできなかった.しかし,新しくiOS14にアップデートされた事によって使用可能になった.
ビデオで再生しながら他のことが今まではできなかったが,アップデートのおかげで出来るようになったのでさらにiPhoneが便利になった.この機能は画面サイズの大きなiPhoneが有利かもしれない.
だから,結局画面のサイズが小さいiPhoneでピクチャ・イン・ピクチャを使っても見づらいだけだが.小窓はドラッグすれば好きなところに置くことができるので小さな画面上で制約のあるiPhoneでも使い勝手は良さそうだ.
ピクチャ・イン・ピクチャの設定方法
iOS14にアップデート済なら即座にピクチャ・イン・ピクチャが使用可能だ.設定は簡単なので解説する.
iPhoneの「設定画面」から「一般」を開き,
その中にある「ピクチャ・イン・ピクチャ」を選択する.
上の画像のように「ピクチャ・イン・ピクチャ」を有効化する.設定はこれだけで特に他にすることはない.おそらくiOS 14にアップデートした場合は標準で有効になっていると思うので,ここは特に設定をしなくても良いかもしれないが,念のため確認を.
ピクチャ・イン・ピクチャを YouTube 使う
動画再生といえば,「YouTube」で,これもピクチャ・イン・ピクチャが使用できると思ったが落とし穴が存在する.実は「YouTube アプリ」ではピクチャ・イン・ピクチャが使用できない.どうやっても普通に再生されるだけだので現状はYouTubeアプリでは使用できないようだ.
ブラウザ版のYouTubeで
アプリのYouTubeではピクチャ・イン・ピクチャが使用できないので,ブラウザでの再生を使用する.
ブラウザアプリSafariで「YouTube」を検索する.この時,YouTubeアプリがインストールされているiPhoneでは,アプリが立ち上がってしまうので,3Dタッチもしくは長押しで「新規タブで開く」を押すとブラウザ版のYouTubeになる.
このまま再生したい動画を検索し,再生画面を開く.
ここで動画再生画面の右下の全画面表示を押し全画面での再生にしておく.
その後,iPhoneのホームボタンもしくはアプリの切り替え操作をするとピクチャ・イン・ピクチャ機能がはじまる.
ピクチャ・イン・ピクチャでの操作
ピクチャ・イン・ピクチャ中での操作は直感的に使用できる.動画の位置は指で操作して位置を自由に変えられる.画面右にスワイプするとバックグラウンド再生も可能でメインのアプリの使用に集中できる.
この機能が一番使うかもしれない.だったらYouTubeではなくて別の音楽だけの再生アプリを使用すればいいが,YouTubeの動画数に勝る音楽アプリはまだ知らない.
もちろん文字入力も可能で,「Line」をしながらに再生も出来た.ホーム画面に戻った状態でも再生が継続されピクチャ・イン・ピクチャが機能していた.
再生の停止や早送り巻き戻しもピクチャ・イン・ピクチャでは可能.左上の×ボタンで終了し,右上のボタンでブラウザ版のYouTubeに戻る.メインの使い方としてはこれぐらいだろうか.iOS 14になってYouTubeの再生が便利になったのは確実だが,YouTube以外の動画ではどうなのか試してみる.
アプリについてもiOS標準のメディアプレーヤーならピクチャ・イン・ピクチャは可能だが,他のサードパーティ製のアプリの場合はピクチャ・イン・ピクチャが使用できない.おそらくこういう点はAndroidが優っているにだろうが,デフォルトアプリを常に使いたい自分にとっては別に問題ない.