格安SIM生活を始めて,2年以上が過ぎたかな.
正直もうキャリアには戻れない.今回は脱キャリアをオススメし,格安SIMへの移行を面倒だと思っている人への反論をする.
都会の人が格安SIMへ乗り換えを促しても所詮は電波状況の良い都会.田舎の自分こそが格安SIMに乗り換えることへのメリットは大きいと言うことを伝えたい.
格安SIMのシェアは!?
2020年3月時点での格安SIMのシェアはいくらだろうか?
15歳~69歳の男女41,120人が対象にでメイン利用している携帯電話・スマートフォンの通信事業者を聞いたデータがある.
大手3キャリアと呼ばれるdocomo,au, softbankで約76.8%を占める.いや正直さすが三大キャリアって感じ.圧倒的ですよ.そして気になる格安SIMのシェアは20.3%である.
しかし,大手3キャリアのシェアは昨年に比べて2.3ポイント減少して,格安SIMは2.8ポイント増加しているのである.
若干だが流れは確実に格安SIMへ向かっている.皆何か理由があって大手3キャリアからの移行をしている.
しかし,「格安SIMサービスの認知度は90.6%、内容理解は52.3%」というデータもある.つまり,格安SIMは知ってても内容がわからない人が多い.
要は手続きが面倒くさいから現状で留まっている.是非,格安SIMへの移行を考えてもらいたくこの記事を書いてみた.
格安SIMへ移行が面倒くさい人への反論
スマホの設定が難しい
3大キャリアと格安SIMとの違いは実店舗が無いことが大きい.
3大キャリアなら実店舗があるからスマホの設定,料金の見直し,契約や解約は対面で行え安心感が得られる.
それに対して格安SIMは実店舗がないことが多い.契約から初期設定までを自分で行う必要がある.これが結構壁となって格安SIMの新規ユーザーが増えない原因の一要因だと考える.
格安SIMの契約はネットの画面通り,スマホの設定は画面通り
実は,思っているほど難しくなく設定は小学生でも出来る.スマホは今の時代の中心的なデバイス.
今後もスマホライクな家電や車も出てくる.スマホの設定や操作画できないと生きていけない世に中になる.
だから,今からこういうのに慣れておく必要がある.
話が変わるが,自分はいつかテスラに乗りたいと考える.
テスラは「タイヤのついたスマホ」ってキャッチコピーさえある.スマホが操作できないと車も乗れない時代なのである.
実は,イオンモバイルなど格安SIMでも店舗を持っているものもある.自分もイオンモバイルは使用経験があり,実店舗で契約を行った.
最初はこういう実店舗販売の格安SIMを使ってみるのもいい.
手持ちのスマホで格安SIMが使えるか不安
まず,au,UQモバイルには自分は現状は使わない.理由は使っている周波数帯が違うから.au,UQモバイル系のスマホで使える格安SIMも出てきているが,特殊であったり設定が複雑なことがある.
SIMフリースマホを買う
docomoやsoftbankのスマホを使っていて,SIMロックを解除する,もしくは店舗でしてもらっている人はすぐ格安SIMが使える.
と言っても手っ取り早いのは,AmazonやApple store なんかでSIMフリーのスマホやiPhoneを買えば間違いない.格安SIMとSIMフリーのスマホをセットで購入できるが,そういうのを利用するのも手だ.
格安SIMは電話代が高い
3大キャリアの最大の魅力は国内通話かけ放題プランが存在すること.格安SIMでは10分間かけ放題が限界であって,無制限のかけ放題プランは現在ないかあっても割高だ.
電話を多用する人は正直大手キャリアに軍配が上がる
電話はLINE通話でもし電話をしたければ,自分のようにIP電話で電話代を節約するのもありだ.IP電話なら海外でもWi-Fi環境さえあれば電話が出来る.
まとめ
格安SIMはお得なことを知っている人は多い,ただ乗り換えに二の足を踏んでいる人は是非,勉強のつもりで格安SIMへ挑戦してほしい.乗り換えた後のメリットはかなり大きい.
実は格安SIMに乗り換える人は高所得者層が多い.理由として,端末を一括で購入できる経済力と格安SIMなんかの情報リテラシーの高い人が高所得者層に多いことだ.
特に大学生は,お金に余裕はないが時間的余裕がある.自分で格安SIMへ乗り換えることで通信サービスの勉強になり,自身の情報リテラシーを向上できる.